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現実に商品はどのような経路をとっているのでしょうか。無数の経路かおるように思えますが、整理してみると3つの段階に分かれます。まず第1は生産者と消費者が直結していて中間段階がない無段階の場合です。町で見かける和菓子店、おにぎり店、小さなパン店、ケーキ店は店の人が自分でつくって自分で売る、製造小売業という中間段階のない型です。農家が国道沿いの畑でつくった果物を売るとか、地方の名産品を通信販売で売るのもこの型です。生産財の場合、メーカーが機械やプラント類を企業(業務用使用者)に直接売るのはめずらしくありません。第2の型は、生産者と消費者の間に入る中間業者が一段階の場合です。たとえば、自動車はメーカーから小売店であるディーラーの手を経て消費者に商品が渡りますので、中間段階は一段階です。一部の医薬品は卸売店を経ないで直接、薬局、薬店に商品が渡っているので、このパターンですし、地方の清酒や焼酎のように一部地域だけにしか売られていないものも、直接小売店に売られ、そこから消費者の手に渡ります。